枝の流れ
雪柳、ピンクッション、カーネーション
雪柳は、春になると小さな花を枝いっぱいに真っ白に咲かせます。まるで雪が積もったかのようなので、その名が付いています。秋になると黄色く葉が枯れてきます。
その枯れた葉や、枝の流れを意識して生けています。
普段は上に枝先を向けて、未来に向かって元気良く芽がのびる様をいけるのですが、今回はたおやかに、流れるままに。
逆行なので写りは悪いんですが、黄色いピンクッションはボリュームがしっかりたっぷりで、柳の柔らかい線と対照的。カーネーションのピンクも愛らしい。
いける時には、師匠が花を見立ててくれているんですが。色あわせや花材選びも自分でそろそろやらないと、と思いました。
看板は10年前に既にもらっているんですが、師匠に「これで、わたしも教えることができるんですか?」と聞いたところ、「10年早い」と言われまして。そっかー、と思い10年。
やっと先週「お友達におしえてもいいよ」と言われました。
生け花の道は厳しい。
というわけで、生徒募集中です。
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